紹介

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 私は、昔から音楽に興味がありました。ジャンルに問わず、カセット、DAT(若い世代はご存知だろうか?)、それからCDとたくさんの音楽を買い集めては聞いてきました。中学生の頃からの私は、友人らに今、自分の聞いている音楽を聞かせて新しいジャンルを発見してもらうことが好きでした。例えば、クラシック音楽しか聞かないような友人にロック音楽だって聞くに値するものだってあるんだとかいってみたり、逆にラップミュージックのファンの友人には、ラップの楽曲の中にもジャズやブルースの影響や一致する部分があるということを話したりして、彼らの音楽の世界が広がっていけば良いと思ったりしていました。

 現在、私は日本でフランス語の教員をしています。授業では語学の勉強の1つの手段としてフレンチポップスを聞かせたりしてきましたが、今では「フレンチポップス100年史」というテーマで1つの授業を受け持つまでになりました。そこで毎年気づくことですが、多くの学生の音楽の趣味は、JポップかMTVで流れているようなアメリカのポップスやR&Bでしかないということがよくあります。また、フレンチポップスのイメージは、たまに日本のCMやドラマで使われる『愛の讃歌』や『枯葉』、『オーシャンゼリゼ』といったフランスではずいぶん昔に流行ったようなシャンソンやポップスに偏っているようです。そういう学生たちのためにもっとより深く、よりバラエティにとんだフレンチポップスを知ってもらいたいという想いを持って授業を進めるようにしてきました。

 しかし授業だけでは私が学生たちに知ってもらいたいもの全てを紹介するには時間の制限があります。そういうわけでこのサイト、frenchpops.netを作成しました。「フレンチポップス100年史」のタイトルはそのままに、30秒の試聴とその歌詞を使いながらフレンチポップスの楽曲を紹介しています。

 今年は、さらに日仏語でブログという形をもとることで新しいスタートを切りました。まだどういった形になっていくかわかりませんが、楽曲の紹介、私が音楽のスタイルについて思い浮かんだこと、また日本の学生たちの率直な感想などを紹介しつつ、フランス語学習者にとって役立つ説明をも取り入れていきたいと考えています。