| 最近、面白い本を見つけました。 『ディスク・ガイド・シリーズ アシッド・フォーク』という題名の本です。シリーズの一冊として出ていて、500枚ほどのCDについてのコメントが載せてあって、とても使い易く、読み易いシリーズです。大体、すべてのポピュラー音楽のジャンルを網羅しているシリーズですが、その中でもアフリカンポップとジャズギターについての巻も買いました。
この本を読むまでは、はっきり言ってアシッド・フォークというものが何を指しているのかはっきりわかりませんでした。ここでその例として紹介されているのは、T-Rexやシド・バレット、ドノヴァンなどで、これらが同じジャンルだとは思ってもいませんでした。でもこの本で良いのは、アーティストの有名無名に問わず紹介しているというところです。 本の構成は、次の5章に分かれています。まずUKアシッド・フォーク(60年代〜70年代)次に同じ時代のアメリカのアシッド・フォーク、そして80〜90年代、21世紀と来て、最後の章では60~70年代のオルタナティブ・アシッド・フォークとしています。 最後のオルタナティブ・アシッド・フォークの章で扱っているのは、ある同様の特徴をもったアーティストだけど、UK出身でも、アメリカ出身でもないミュージシャンのことで、南米やドイツ、日本、そしてたくさんのフランスのアーティストも挙げられています。 フランスのアシッド・フォークのアーティストとはいったい誰なのか? 私にとってこのジャンルに当てはまるアーティストといえば、カトリーヌ・リベイロ+アルプが浮かんだけれど、この本ではそれとは別にフランソワーズ・アルディ、ミッシェル・ポルナレフ、またはブリジット・フォンテーヌなどフレンチポップスの歌手も当てはめています。 まずここでミッシェル・ポルナレフの初期の曲の1つ、ビートニクの一部を紹介します。 これは最初のEP「ノンノン人形」のB面として発表されました。 私はアシッドいわゆるサイケデリックな曲だとは思っていなかったけれど、平和主義な表現を唄いつつも、アグレッシヴにアコースティックギターを演奏するというこの曲の逆説的なところが好きではあります。
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ミッシェル・ポルナレフ
「Beatnick」の歌詞
1 Fini le temps de la discorde
2 C’est la guitare à douze cordes 3 Qui est son passeport 4 Du sud au nord 5 Dès que l’été revient 6 Il met dans ses bagages 7 L’amitié pour langage 8 Il a envie de voir le monde 9 Et de savoir pourquoi il gronde 10 Ce vagabond aux cheveux longs 11 Le ciel lui appartient 12 Bien au-delà des villes 13 Il va chercher son île 14 Il a vingt ans et dans ses veines 26 Malgré tous ses airs de sauvage 39 Fini le temps de la discorde |
